ブログ220104  賀正。そして『音楽』のこととか

  あけおめです。今年も、ひとつよしなに。

 2021年はとにかくマイホームをブッ建てたことがドカンとありまして、あとはスケボー始めたこととか、仕事では主任になったとか、そんな感じですかね。音楽については作曲、リリースこそしているものの、ライブは全然でした。年末にオルガンでライブが出来たのは楽しかったし、いろいろな人と会えて嬉しかったなぁ。今年は(状況に応じつつ)もっと遊びたいですね。詳細後日ですが2/27に全員かかってこいでイベントするつもりなので、是非ともご予定開けておいていただければってことで。


 最近のことですが、アニメーション映画『音楽』が素晴らしくよかった。バンド(音楽)の根源的な歓び、初期衝動の尊さ(というか、崇高さ?いや、上手い言葉が見当たらないなぁ)とか、うーん、とにかくそんな感じのアレが突き刺さりましたね。そして『音を楽しむと書いて音楽やしね』(by坂口杏里)が、僕の座右の銘であったことを思い出させてくれました。サンキューです。


 そして、もりぽんさん、ゆかみりやと共に鑑賞会をしました。各人、2回目の鑑賞で、ことあるごとに(時に一時停止して)コメントし合うのは、めちゃくちゃ“良き”でした。

 その中で、もりぽんさんから頂いた“初めて自分の曲を作って、それを聞いた時どう思った?”という質問(テーマ)。これは面白い!


 もりぽんさんは“ラルクやんけ”とのこと。elephantの源流、核がラルク。案外、不自然でもないような気も。


 ゆかみは“shiNmmっぽいな”とのこと。そもそもあなたshiNmmですやんって話だかしかし、それだけある意味他者として(俯瞰的に?)、shiNmmのことが好きなのだろうな。それって勿論、素晴らしいことだと思う。


 僕はと言えばそれは大学生の時で、“曲が作れた!て、天才や!!”という感動だった。激痛中学生だった僕は、当時から作詞をしていた(RADWIMPSのパクリみたいなやつ)のだが、作曲については全く手をつけていなかった。専門知識がないと作曲は出来ない、と思い込んでいたのだ。その為に、中学・高校においてギターは弾けるものの、作曲はどこか神格化というか、別物として考えていた。大学に入って音楽の自由さ(特にLILY,フクマユウ,ワキ食べ)に衝撃を受け、やっとこさ作ったその曲は3コードの青春パンクみたいな、本当につまらない曲。それでも、自分の曲を作れた感動や喜びは、やはり大きかったなぁ。


 そんでふと、中学生の時に作った詩のことを思い出した。言わば、黒歴史。人様にお見せするようなものでは無いかもしれない。が、今それを見てほしいと思った自分の衝動を大切にしたいってことで、どうぞ。


『天才』


※Aメロ

天才になった僕は今と変わらず君を好きでいられるかな

学校なんて行く必要がなくなって 君と会う為の理由でしかなくて

因数分解で得られる答えは君と僕の共通項で

日本史の一番最後に君と僕の出会いを書き加えよう


※サビ

僕が天才になったら 君とずっと一緒にいれるかな

僕が天才になったら 君はずっと一緒にいてくれるかな

僕が天才になったら 君をずっと守れるのかな

僕が天才になったら 君をずっと笑わせられるのかな



※大サビ(英詞)

You always make me happy.And I always see you in my dream.

(あなたはいつも私を幸せにする。そして私はいつも夢にあなたを見る)


 中学生の僕は、この詩をルーズリーフに綴り、折りたたんだ。そしてそれをセロハンテープでグルグル巻きにした上で、小箱へ。その小箱に『将来、お金に困ったらこれを使ってください』と書き記し、机の奥底にしまったのだった。

 それを見つけたのは5年後の大学生になった時。僕は恥ずかしさのあまり、それをライターで燃やしてしまった。ずっと、それを保管していたならば、いつかお金になる時がきたのかなぁ。既にもう、うっすらとしか思えていないその詩だが、到底お金になるとは思えない。が、大サビが英詩だったのは、はっきり覚えているし、そのセンスには今の僕でも脱帽だ。無駄なものなんて、ひとつも無いんよなぁ。


 音を楽しむと書いて、音楽やしね。




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