食べることについて本気出して考えてみた

 

 まずは実家でのこと。

 母親は、(マザコンっぽいが)かなり料理が上手く、いろいろな種類の料理を振る舞ってくれた。外食は月に一回するかしないか。(田舎なので外食するにも車で30分近くかかる)。栄養バランスも考えており、とにかく野菜は沢山食べさせられた。おかけで僕には嫌いな食べ物はほぼない(山葵とパクチー、シナモン、八角が苦手)し、病気にかかることもなく、肥満とは無縁であった。でも兄と弟は、何故か普通に太っていた。


 親元を離れ、初めての1人暮らし。僕はほぼ毎食、塩ラーメンと、その残り汁に白飯をぶち込んで食べた。結果、なんか心臓が痛くなった。先輩や友達、彼女と食事のほとんどを共にするようになってからは改善された。


 社会人1年目。朝ごはん、ウイダー。昼ごはん、スープスパと揚げ鶏。晩ご飯、ファミマのつけ麺と、その残り汁に白飯を打ち込んだもの。の黄金ルーティンを繰り返した。結果、顔色がめちゃくちゃ悪くなった。


 社会人2年目から転職まで。食の大暴走期。先輩上司、お客から可愛がられ、ほぼ毎晩ラーメンや寿司、焼肉を奢ってもらう。酒も沢山飲んで、吐いてはまた食べた。翌日は決まって2代目YUTAKAのつけ麺で〆る、という偏差値0のルーティンを繰り返した。結果、めっちゃくちゃ太る。


 転職から現在。ひとえに妻の努力によって、毎日健康的で美味しい手料理を適量食べる。すごく顔色良くなったし、脂肪も減ってきてると思う。本当、食事って大事だなぁとしみじみ。最近は、納豆にごま油とニンニクを混ぜたものをご飯にONして、ほぼ毎食食べてる。これはマジでうま過ぎ。

 



 食事って、まず「何を食べるか」の選択から始まる。僕にとってはその選択がかなり面倒で、負担に感じてしまう。と、最近気がついた。

 だから、母親なり妻が食事を用意してくれている間は、それらを美味しく頂き、感謝し、幸せを感じるものの、いざ1人になると気がつけばいつも全く同じものを食べている。食に関心が無いとか、偏食とかではなく、ただ選択することを負担としているのだ。


 そんなこと、ないですか??


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