旋律の奇跡 ep.1

ep.1 前を向いて歩けるようになりました / 商社勤務 Yさん
 
 えっと、私って世間で言う所のメンヘラってヤツですか。旋律世界救済教団の旋律に出会い、人生が劇的に変わるまではそう、かなり重度のメンヘラでした。あれはもう五年くらい前になるんですけど、憧れていた大学の先輩に何回も何回もアプローチして、やっと付き合うことができたんです。あの時は本当に嬉しかったなぁ。それで私、すっごく舞い上がっちゃって、交際して二日目に先輩の名前のタトゥーを彫ってしまったんですね。服を脱いで、そのタトゥーを見た先輩はもうドン引き(笑)。多分その時には既に私への想いという一輪のプロテアは枯れかけていたのだと思います。それでも、どうにか嫌われないように精一杯先輩に尽くしたつもりですが、なんかそれが悉く空回りで。毎朝、モーニングコールと『今日も愛してるよ』のスタンプ。記念日にはブルガリの香水や花束あげたり、会えない時には何通も手紙を書いたり(古風ですよね)、あとはカッターで手首切ったり。
 結局、卒業と同時に先輩は家業を継ぐとかで地元に帰ってしまって、それをきっかけに別れることになりました。想いを断ち切ることのできなかった私は、どうにかして会おうと何度も先輩の地元に向かいましたが、いくつもの山を越えた先に位置する為についぞ辿り着くことができませんでした。だから私は、先輩への想いをひたすら詩にしてデコログに書き続ける他ありませんでした。あとはそうですね、やはりカッターで手首を切っていました。
 それでもう廃人でメンヘラってゆう二重苦を背負って、部屋に引きこもっていたんですね。するとある日、バナー広告から旋律世界救済教団の旋律に出会ったんです。その時のことは今も鮮明に覚えています。PCのスピーカーは故障していて、イヤフォンも無い。つまりPCから、あらゆる音を聞ける環境ではありませんでした。しかし、絶対的な無音空間でも旋律世界救済教団の旋律はインナーマインドから私に語りかけてくださったのです。『忘れちまえよ、そんな男のことなんて…サ』マインドフルネスにおける旋律が激しくなるにつれて、私の身体も熱く燃え上がりました。そのエネルギーワークで生成された千度を超える灼熱によって、先輩の名前を彫ったタトゥーは次第に薄くなり、三日経過した頃には完全に消滅しました。それだけでなく圧倒的なヒーリング効果によって手首の傷跡も自然と調和され綺麗に無くなっていました。あと、ビジネス英語が喋れるようになっていました。
 タトゥーと傷跡の消滅は、先輩への想いの終焉を意味していました。それでようやく、私は引きこもりから抜け出し、社会生活に復帰することができました。今では、誰もが羨む大手商社のキャリアウーマンとして、日々充実した毎日を送っています。それもこれも、全ては旋律世界救済教団、富美山様の奏でてくださった旋律のおかげ。感謝しても感謝しきれません。勿論、今でも毎日欠かさず聴いています。大好き。

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